熟練の技で守り続ける。
HISTORY始まりと歴史
足袋の起源は、平安時代中期の「和名類聚抄」にあり元来、鹿皮の履物を「多鼻」と呼び、時代を経て「足袋」と記されるようになる。戦国時代には綿花栽培が普及し、素材も皮から綿へ。近世初期には木綿栽培が開始、行田・忍藩主が下級武士の窮乏をみかねて足袋の内職を推奨したことが行田足袋発祥の所以。
明治時代中期にはドイツ製の手回しミシンが導入されたことを皮切りに足袋業界全体の電動化が始まり、足袋は一大産業へと発展した。その最中、1907年にイサミ足袋本舗は創業。現在でも我々は日本伝統を自らの手で守り、熟練の職人による高い技術力と、時代を彩る新しい感性で日本が誇る製品を作り続ける。

明治から令和まで時代と共に移りゆく足袋の歴史
社名の由来
イサミの足袋のラベルでよく見られる髷を結った男性は通称「松さん」。1864(元治1)年江戸市村座で初演された河竹黙阿弥作の全六幕の世話物「曽我綉侠御所染」(そがもようたてしのごしょぞめ)に登場する『御所五郎蔵』役の(尾上)松緑がモデルです。
「いさみ」は歌舞伎の登場人物で『月雪花蒔絵の巵(つきゆきはなまきえのさかずき)』や『筐花手向橘(かたみのはなむかしのそでのか)』というお話に登場します。
イサミ足袋の歴史
明治40年初代・鈴木勝次郎が行田市藤間にて足袋製造業を始める。この時代では後発組であったが、当時イギリスで最先端であったノコギリ屋根を採用。また、電動ミシンを多数導入することで足袋業界に勝負を挑んだ。2代目・鈴木乙次郎に代が変わると行田新町へと店舗移転し生産を拡大。そして、足袋の販路を北海道・東北方面へと広げ、イサミ足袋の名は全国に知れ渡る事となった。当時、イサミが足袋で一世を風靡していたことがよくわかる。
「松さんラベル」1910年代、ラベルを5枚集めるとイサミ映画班による映画観賞会に参加できた。

創業 1907年 埼玉県行田市
足袋の産地として知られる埼玉県行田市で、イサミ足袋本舗は1907年(明治40年)に創業しました。100年以上にわたり積み重ねてきた製造技術と職人の技は、現代においても変わることなく受け継がれています。伝統を守りながら、時代に合わせた新しい感性を取り入れた製品づくりを続けています。



FACTORY足袋工場
足袋工場で使われているノコギリ屋根は、昭和初期に建てられたもの。元はイサミを含む数社で建設した組合工場であったが、昭和6年にイサミが買収。ノコギリ屋根は、イギリス産業革命期に発達した繊維産業において用いられた屋根構造。太い桁の上に大斗を乗せ、梁を受けている点が特徴的である。屋根の北側は、1日中均一な自然光で製品の色合いをみるために天窓が広く開く。
イサミ足袋は明治、大正、昭和、平成、令和に渡り5つの時代を伝統的な製法と革新的なアイデアで、荒波を越えてきました。これからも、日本文化の足元から支えていけるよう1足を丁寧に真心こめてお作りいたします。
縫製
江戸時代後期まで足袋は全て手縫い。1日に作れるのは、せいぜい6〜7足程度であった。明治時代になり西洋文化が日本に入り、ミシンが現れる。ミシンは縫製効率を各段に上げ、足袋業界は瞬く間に一大産業となった。
足袋は全部で13工程。工程により縫製難易度が異なり、使用するミシンも使い分けています。
- ひきのし
- 裁断
- 通し
- 押さえ
- ハギマチ
- 甲馳付け
- 羽縫い
- 甲縫い
- 尻止め
- 爪縫い
- 廻し
- 千鳥
- 仕上げ
足先の美しい流線やシワがなく均一であることが、足袋の美。これは指先足先まで美を意識する日本のワビ・サビである。日本人としての心得を大事にする我々は、ミリ単位の精度を意識して、一足ずつ丁寧に仕立てております。
LINEUPラインナップ
歴史と伝統を守り続け、足袋の心を伝えています。
足袋の街・行田の自社工場で、一足ずつ仕立てています。



竹白キャラコ 4枚こはぜ
isamitabi.com で見る
【ショートタビ】インディゴブルー
isamitabi.com で見る
最高級別珍足袋 ブラック
isamitabi.com で見る
和紙布の足袋
isamitabi.com で見る
【フェイクレザー】ブラック
isamitabi.com で見る
【バティック】牡丹
isamitabi.com で見る
SASHIKO:深海 武州正藍染
isamitabi.com で見るショートタビ(旧称:半足袋)
足袋をよりカジュアルに履きやすくがコンセプト。ゴムの履き口はコハゼの煩わしさがなく簡易的。ゆったりとしたサイズ感で、和装以外にもコーディネート可能。草履や雪駄、サンダルなど様々な履物に合わせてもOK。
その他30種類以上の足袋を取り扱っております。ご要望の商品がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。OEMのご依頼も承ります。
BRANDSふたつのブランド
伝統の「イサミ足袋本舗」と、カジュアルの「ISAMI」。
足袋を原点に、役割の異なる2つのブランドで展開しています。


TRADITIONAL / 呉服・伝統
創業(1907年)と同時に誕生。伝統的な白足袋をはじめ、フェイクレザー足袋や和紙布の足袋、リバイバル別珍足袋など、幅広い種類の足袋を扱う。呉服向けの白足袋・キャラコ足袋を軸に、スクール足袋、柄足袋までを揃えています。
行田本店:〒361-0075 埼玉県行田市向町2-6(工場敷地内)
9:00–17:00/月〜金・毎月第1土曜
※営業時間・休業日は変更になる場合があります。ご来店前にご確認ください。


CASUAL / カジュアル
“Untamed Elegance” — THE KNIT TABI を中心とした、イサミ足袋本舗の姉妹ブランド。着物にとらわれず、足袋をカジュアルに履きこなす。THE KNIT TABI を中心に、下駄やサンダル、手ぬぐいなど、足袋を軸に展開しています。
ISAMI Store 川越:埼玉県川越市連雀町15-8
10:00–17:00/木・金・土・日・月(火・水 定休)
※営業時間・休業日は変更になる場合があります。ご来店前にご確認ください。
解き放つ。
CONCEPTISAMI について
着物文化が衰退するとともに、日本中の足袋屋が廃業していった。技術は失われ、産地は縮み、足袋はいつしか日常から切り離された存在になっていた。
私たちは問いかけた。足袋づくりの技法は、本当に消えていくしかないのか。
創業明治40年。埼玉・行田で足袋をつくり続けてきた。行田は、かつて日本一の足袋産地だった。その地で培われた縫製の技を、呉服の世界から解き放ち、現代の装いに合う生地を選び直す。
それが、ISAMI の出発点。
Untamed Elegance. A new footwear genre, born from 1907.




THE KNIT TABIザ・ニット足袋
靴下のように編むのではなく、
足袋のように仕立てる。
THE KNIT TABI は、新潟・見附のニット産地と、埼玉・行田の足袋産地、二つの産地の職人が手を組んで生まれた。二つの産地が出会って生まれた一足。
新潟・見附で足袋として成立するように作り込んだ編み地を、行田の工場にあるサイズごとの型で抜き、立体に縫い上げる。伝統の足袋と同じ工程で、当社の自社工場が一足ずつ仕立てています。
- COLORS全8色(無地4色・ドット2色・2色を組み合わせたもの2色)
- SIZEM(23.0–25.5cm)/L(26.0–28.5cm)
- MADE IN日本製(編み地=新潟・見附/仕立て=埼玉・行田)
- CARE洗濯ネット使用で洗濯機洗い可

LINEUPラインナップ
THE KNIT TABI 全8色

The Knit Tabi - Black
isamijapan.com で見る
The Knit Tabi - Navy
isamijapan.com で見る
The Knit Tabi - White
isamijapan.com で見る
The Knit Tabi - Gray
isamijapan.com で見る
The Knit Tabi - White Dot
isamijapan.com で見る
The Knit Tabi - Black Dot
isamijapan.com で見る
The Knit Tabi - Navy Duo
isamijapan.com で見る
The Knit Tabi - Gray Duo
isamijapan.com で見る足袋に合わせる履き物と、ISAMI のアイテム



STORE店舗・オンライン
ISAMI Store 川越
埼玉県川越市連雀町15-8
10:00–17:00/木・金・土・日・月(火・水 定休)
※営業時間・休業日は変更になる場合があります。ご来店前にご確認ください。
THE KNIT TABI は、行田本店(イサミ足袋本舗)でもお求めいただけます。

